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Vivaldiはブロガーにオススメな神ブラウザだった

vivaldiのロゴ
皆さん、ブラウザは何を使用されていますか?

現在、世界・日本国内共に圧倒的大差でトップシェアを誇るのが「Google Chrome」です。

2008年9月にリリースされたブラウザということで、私はわりと「最近」な印象を受けていたのですが、もう10年以上になるんですね。

今後もこのシェアに大きな変動は無いかと思いますが、私は去年からメインPCで2016年にリリースされた「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」というブラウザを使用しています。

このVivaldiについて、基本的な性能やブロガーにオススメできる機能などを紹介したいと思います。

「VivaldiでデザインツールCanvaを使用することができない不具合」は別の記事で解決方法をまとめていますので、ぜひご覧ください。

VivaldiでCanvaを使用するアイキャッチ
Vivaldiで使えないCanvaを使用できるようにする方法

Vivaldiの概要

ブラウザは個人情報の取扱も多いので、変な会社がリリースしているブラウザは使いたくないものです。

まずVivaldiの概要を見ていきたいと思います。

Vivaldiの制作者は「Opera」というGoogleChromeがリリースされる前はトップシェア争いをしていた有名ブラウザを制作していた会社の元社長です。

なので、Vivaldiの対象ユーザーは「改悪していくOperaから乗り換えたい人」だということが機能の節々から感じられます。

このVivaldiの開発チームには二人の日本人が在籍しており、その内の一人は共同創設者というポストです。

このように、あまり馴染みのないブラウザではありますが、決して怪しい会社が悪いことをしようと開発しているわけではありません。

Vivaldiの基本的な機能について

VivaldiはOperaの良いところを残しながら「Google Chrome」に近づけたブラウザと言えます。

Chromeよりも軽く、確実にメモリ使用量が下がりますので、スペックでお悩みの方も安心です。

更にChromeの拡張機能をそのまま使用できるのは大きな強みです。一部古い拡張機能などは正常に動作しないものもありますが、私は概ね正常に使えています。

今回、これから紹介する機能は一部なので、ザッとVivaldiのメイン機能を挙げておきます。

  • Windows、Mac、Linuxで使用可能
  • GoogleChromeの拡張機能が使用可能で、メモリ使用量も比較的少ない
  • マウスジェスチャが標準搭載
  • お気に入りのサイトへすぐ飛べる「スピードダイヤル」(あんまり使わない)
  • キーボードショートカット設定がカスタマイズ可能
  • タブ管理機能が充実。複数タブを纏めたり、休止状態にしてメモリ消費を抑えるなど。
  • スクリーンショットが標準搭載(後述)
  • パネル(サイドバー)が超便利(後述)

個人的におすすめしたい機能

まずはこちらの画像から、個人的にオススメしたい機能を説明させていただきます。
Vivaldiの画像解説

画像右上のゴミ箱アイコンは最近閉じたタブがワンクリックで表示されます。私はマウスジェスチャで「一番最近閉じたタブを復活させる」を設定しており、非常に高頻度で使用をするのですが、少し遡るときは非常に便利です。

画像右下のスクリーンショットアイコンはその名の通り、スクリーンショットを撮影可能です。ブラウザに内蔵されていて、動作も超軽快ってめちゃくちゃ使い勝手が良くないですか?

特にブロガーはスクショを撮る機会も多いと思うので、非常に便利です。「ページ全体」「選択範囲」の二種類、保存形式はPNG or JPEGです。編集機能などは無いので注意。

もうひとつの「ページ分割」はまとめたタブをブラウザ内で分割表示することができます。Wikipediaを見ながら記事書いたり、Youtubeを見ながらブラウザ巡回ができるなど非常に便利な機能です。

ただ、この「タイリング」と呼ばれるページ分割の方法は他にもありまして、渡しの場合は右下の非常に押しにくいこのボタンを使うことはほぼ無いです。

画像左上、サイドバーのようなものは「パネルバー」で、私がVivaldiを使う最大の理由です。

ブックマークはブックマークバーがありますし、履歴を見る機会も対して多くはないのですが、ここには任意のウェブサイトを追加していくことができます。

そして、このパネルに追加されたページ表示はデフォルトで「モバイル版」になっているのがミソ!こちらの画像は、私のブログを追加したものです。
VivaldiのWebパネルについて
モバイル表示の確認がめっちゃ捗る!!しかもこれ、内蔵機能ですよ。超サクサク。

もちろん、表示ページはweb版に変更ができます。WikipediaとかTwitterとか追加するとインターネットも捗るな!

私は使っていませんが、このパネルに「メモ」機能を追加することもできます。

とにかく、この「パネル」機能が便利すぎるのでVivaldiは超オススメです。

Vivaldiをオススメできない人

とはいえ、GoogleChromeは「スマホやメインPC、サブPCの設定が同期できる」というところがめちゃくちゃ便利ですよね。Google系のサイトは使いやすいですし。

そこを重視する人はVivaldiには無いですし、今後追加される可能性も低いので、オススメできません。

また、設定をいじらないと使い勝手が悪いところがあります。「ブラウザ入れたらまず設定いじくり回す人」じゃないと使いこなすのは難しいかもしれません。

Google Chromeに慣れきってしまった人がVivaldiの設定項目を見たら「めんどくさい」と感じてしまうのは否めません。

とはいえ、先ほど述べた「パネル」機能だけでも体感してもらいたいのですが…。

アップデート頻度は多くないが、的確で誠実

このVivaldi、アップデートの頻度は2ヶ月に一回程度です。

もちろん、脆弱性などの緊急対応はしてくれるでしょうが基本的にはゆるいペースだと思います。

ただ、私が去年から使っていて「もっとここを、こうしてくれれば…」というところをやってくれるんですよね。

例えばマウスジェスチャの安定性。たまに(3日に1回ぐらい)マウスジェスチャを使用するとブラウザが落ちていたのですが、ここ数か月はそれがありません。

他には「開発者ツール」の改善。以前はモバイル表示ができませんでしたが、現在はGoogle Chromeとほぼ同じ機能になりました。

Vivaldiはユーザーとの交流が盛んで、フォーラムでダイレクトに改善を訴えるユーザーが多数存在します。

今後も多くのユーザーが改善を希望したり、追加を希望した機能は追加されていくのではないでしょうか。

まとめ(Vivaldiのダウンロードはこちらから)

仕事で使用するPCのブラウザはもっぱらGoogle Chromeなのですが、私のメインPCはOpera→Sleipnir→Firefoxと乗り換えを続けてきました。

Vivaldi、ヤバいです。独自の機能に超依存しています。もう乗り換えができません。

ダウンロードは公式サイトからどうぞ!