軟式ボールの規格変更が本格的な移行を迎えました。草野球を含む一般の軟式野球は2018年から従来のA号球からM号球へ変更となり、
中学軟式は従来のB球から、一般と同じM号球へ。これは2018年の秋季大会から採用されるということです。
さて、本題の少年野球はどうなるのでしょうか?
今までのC球からJ球へと変更となり、2019年から予定通り使用開始となっています。
今回は新しい少年用軟式ボール『J号球』の特徴に迫りたいと思います。
目次
新軟球『J号』のサイズ・重さは?
少年用軟球 | 直径 | 重量 |
J号球(新) | 68mm | 128g |
C号球(旧) | 69mm | 129g |
このように、直径・重さに微妙な変化はありますが手に持って分かるほどではないかと思います。
一般のM号球は従来のA球より2g重いのですが、正直分からなかったので…。
J号球の特徴は?
- ハート形のティンブル(窪み)がある
- バウンドが今より低くなる(発表では15%抑えられるとのこと)
- 反発力はアップしている
- ボールは硬くなったが安全性の指標となる衝撃値は変わらない
特徴的なのはハートマークのような窪み(ティンブル)ですね。
M号球で試しましたが、手に吸い付くような感覚で、かなり投げやすくなっています。
ただし、反発力が上がっているので「飛びやすさ」も上昇しています。
投手は投げやすく、打者は飛ばしやすくなったので両者楽しくプレーができそうです。
「衝撃値は変わらない」とありますが、私がM号球で当たったデッドボールは結構痛かったです(笑)
他の選手に聞いてもA球より痛いという意見が多いので、防具は必ず付けましょうね。
J号球でもビヨンドマックスは使える?
結論から言えば問題なく使用できます。
規格が変わるといっても軟球自体の性質が変わるわけではありませんので、極端に飛ばなくなることはありません。
ただし、各社が「J号対応バット」を発表・発売しています。
少し硬くなったJ号球に最適化した「より飛ぶバット」が出てきているのは間違いないので、相対的に見れば今までのバットの価値は落ちていきそうです。
慣れるためにも、今年発売直後からJ号球の使用が進んでいくでしょうが、公式戦などでの本格的な使用開始は2019年からです。
体格も変わるでしょうし、今慌ててバットを買う必要ありません。
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