草野球(軟式野球)は2018年から軟式ボールの規格が『M号』と呼ばれる新しい物に変わりました。
従来の軟球よりも硬くなり反発力も向上したということですが、M号に対応した新モデルのバットをお使いですか?
今回は本当にオススメできるバットを厳選しました。
それぞれ異なる特徴がありますのでプレースタイルや好みはありますが、どのバットも最新の技術で作られた物です。
すべて自信を持ってオススメできます。
おすすめの軟式野球バット5選
ビヨンドマックス ギガキング02の特徴
バリエーション | ||
720g / 83cm/トップ | 730g / 84cm / トップ | 750g / 85cm / トップ |
信頼と安心のミズノ社「キング」シリーズの最新版はギガキングとして登場しました。
その飛距離は実際に使用した人たちから大絶賛を浴びており、現時点では最も無難な一本と言えます。
反発係数は以前のビヨンドマックスより2.3%上昇しており、「02」となってからは旧ビヨンドマックスアドバンスのようにウレタン素材がバットの根本から先端まで伸びております。
トップバランスはもちろん、2019年発売のミドルバランスなどバリエーションも豊富なのは嬉しいですね。唯一の欠点は値段かな…。
個人はもちろん、チームバットとしてもおすすめできる一本です。
もしビヨンドマックスを使っていない方で、昔のイメージ(ぼよ~ん)がある方は一度試していただきたいです。
今のビヨンドマックスは素材も硬くなり「バシッ!」と気持ち良い音が鳴りますし、打感も悪くないですよ!
ぶっちゃけ飛距離なら一強です。強すぎる。
ZETT ブラックキャノンMAXの特徴
バリエーション | |
710g / 83cm /トップ | 720g / 84cm / トップ |
770g / 84cm / トップ | 780g / 85cm/ トップ |
ZETT社の「ブラックキャノン」シリーズは三重構造のカーボンバットです。
開発イメージとして「強烈なライナー」という打球が想定されているバットで、他の高性能バットと比較すると最大飛距離は劣るかもしれません。
カーボンバットと言えば「しなり」が特徴と言えますが、実は軟球を飛ばすには「しなり」が無い方が良いんです。
ブラックキャノンMAXはそこも考慮して、本体部分よりグリップ部分のカーボンを硬くすることでしなりを抑えて、スイングの力をそのままボールに伝えられるようにしているようです。
770g/84cmという珍しいバリエーションが用意されていることから、ある程度のスイングスピードが期待できる経験者向けのバットだと思います。
私もチームメイトに借りて使ったことがありますが、打感がめっちゃ良いです!
ローリングス ハイパーマッハSの特徴
バリエーション | ||
650g / 83cm /トップ | 660g / 84cm / トップ | 670g / 85cm /トップ |
83cm / 640g / ミドル | 650g / 84cm /ミドル | 660g / 85cm / ミドル |
ローリングス社の「ハイパーマッハ」シリーズは飛ばすことではなく、「ヒットを打つこと」にフォーカスしたウレタン製バットです。
新作「ハイパーマッハS」もそのコンセプトを引き継いでおり、バットバリエーションの豊富さや重量の軽さが特徴的ですね。
打球部経が太いことでミート力が上がり、M球のティンブル(くぼみ)に合わせたグリッド加工がされていることで逆方向へのバッティングもやりやすいです。
とにかく振りやすいので速球派投手対策にチームバットとして用意するのがおすすめです。
ちなみに、このバットでスタジアム柵越えを複数回見たことがあるので決して飛ばないバットではありません!
アシックス バーストインパクトの特徴
バリエーション | ||
680g / 83cm / ミドル | 690g / 84cm /ミドル | – |
650g / 83cm / ミドル | 660g / 84cm / ミドル | – |
730g / 83cm /トップ | 740g / 84cm /トップ | 750g / 85cm / トップ |
アシックス社の「バーストインパクト」シリーズは「テックエース」シリーズの後継となります。
テックエースといえば「バット全面ウレタン」で、根っこで打っても飛ぶというピッチャーにとっては嫌なバットでしたよね。
バーストインパクトもその特徴を引き継いでいますので、「よくタイミングを外されてバットの根っこや先端に当たってしまう…」という悩みを持たれている方は、ヒットが増えるかもしれません。
ちなみに、バーストインパクトは「バーストインパクト」「バーストインパクトLW」「バーストインパクトEX」の三種類発売されていますが、構造は同じということで、重量・長さ・バランスだけが違うようです。
合計で8種類と、バリエーションが非常に豊富なのも魅力的ですね。
美津和タイガー レボルタイガーイオタの特徴
バリエーション | ||
720g / 83g / トップ | 740g / 84cm /トップ | 760g / 85cm / トップ |
美津和タイガーの『レボルタイガー』と言えばメジャーリーグで使用されていた「アックスバット」と呼ばれる、グリップエンドを再現したバットですが、
そのレボルタイガーにM号球対応の新作『レボルタイガーイオタ』が登場しました!
グリップエンドの形状が特殊なので人を選びますが、この「Jグリップ」が好きな人ならもう、これしかないのではないでしょうか?
最初に出た金属のレボルタイガーはとにかく飛ばない悲しいバットでしたが、イオタはウレタン製ですのでしっかり飛びます!
最新バットでM号球をかっ飛ばそう!
軟式野球は硬式野球と比較してとにかくボールが飛ばないと言われてきました。
それは事実で、草野球や高校軟式野球などで柵越えを見ることはめったにありません。
しかしM号球の登場、最新バットによる性能向上でかなり硬式野球に近づくのではないでしょうか?
しかし、「ギガキング02」の登場でやや一強気味になりつつあります。
各メーカー競争しておりますので、今後も随時更新していきます!