Serposcopeという無料の検索順位チェックツールを使用している方は結構多いのではないでしょうか。
有料ツールを含めると一番有名なのはGRCだと思いますが、Serposcopeは無料ツールの中でダントツの使い勝手だと思います。
私も使わせていただいているのですが、3月からどうも挙動がおかしいのです。
検索順位のチェックが途中で止まってしまい、完遂することができません。
今回はこのエラーを解消することができましたので、設定方法を解説したいと思います。
目次
Serposcopeがエラーを出す原因はGoogleのCapture?
原因の特定はトップページの「task」から行います。基本的にはこのページを見ればなぜエラーになったのかが分かるはずです。
上手く作動していた時の履歴です。右から三番目の数字が実行時間です。だいたい1時間強で完了していますね。
右から二番目の数字は「Captcha」と呼ばれるGoogleのロボットセキュリティ出現ですが、0~2回ぐらいです。
エラーが頻発し始めた時の履歴です。15分前後で止まってしまっており、Captureが2~3と、明らかに多くなっています。
つまり、原因はGoogleのロボットへの規制強化だと思われます。この規制をくぐり抜けるために「アンチキャプチャー」と呼ばれるツールを使う方も居ますが、個人的にGoogleに逆らうのは怖いので別の方法をとりました。
設定を変更してGoogleの規制がかからないようにする
順位チェックの実行が止まらなくなった現在の履歴です。
右から三番目、実行時間が大幅に長くなっていますね。そうです。
Google先生を怒らせないように、順位チェックの時間を長くして負担を軽くしてあげれば良いのです。
「Results per page」は検索順位を何位までチェックするかですが、これを「100」から「50」にしました。50位以下とかもう圏外と変わらんし…。
「Pause」は1キーワード辺りの検索順位をチェックする間隔です。「Min」が最小、「Max」が最大で、一定の間隔にならないようにこの数値の間でランダムに検索順位チェックを行ってくれます。
この間隔を
- 長く
- 最小と最大の値を広めに
することでGoogleのCapture規制がかかりにくくなります。
私はもともと「Min 45」「Max 70」で作動させていましたが、時間はかかっても良いので上記のように「Min 120」「Max 150」へ変更しました。
結果、今のところエラーを出すことなく正常に順位チェックを行ってくれています。
まとめ|Googleに逆らってはいけない。
Googleに生かされている以上、Googleに逆らうようなことはしてはいけないと思っています。
規制がかけられたのであれば、規制がかからないレベルまでこちらでセーブするべきいうことでしょう。
Serposcopeは本当に便利なツールなので、今後もゆる~く使い続けたいと思います。