※本記事は商品サンプルを提供いただいた上で実際に使用し、執筆しております。
以前、企業様より提供していただいた商品のレビューを忖度せず「これ大丈夫?」という感じで書いたところ、それ以降案件のお話が来なくなった当ブログにお声掛けいただきました。ありがとうございます。
今回も特にNG無しということなので、使用した感想を正直に書いていきます。
日本で展開されているモバイルディスプレイの主要層は15.6インチであり、今回紹介する「Lepow Z1」も同様です。
普通のiPadが10.2インチですから、モバイル/ポータブル…というには少し大きすぎるかもしれません。
気軽にいつもカバンの中に入れるものでないことは確かです。
私の感覚で言えば「毎日持ち歩くのは無理だが、実家に帰省するときあったら最高だったのにな」という感じです。
[moveline][move]「カフェに到着したらノートパソコンを取り出し、さらに颯爽とモバイルディスプレイを!」と考えておられる方は一旦ストップ![/move][/moveline]この大きさになるとノートパソコン2つ取り出すのと大差ないです。タブレットとかで代用できないか冷静に考えましょう。
- 自宅でのサブディスプレイ
- ニンテンドースイッチを遊ぶ用ディスプレイ
- 宿泊を伴う外出先で仕事するときのデュアルディスプレイ用
そんな用途で使いたい方には文句なしでオススメなので、ぜひレビューをじっくり読み込んで購入の参考にしていただけると幸いです。
特に自宅PCがノートパソコンの方は普通のディスプレイを購入するのもスペース的に勿体ないですし、ノートPCに重ねて置いておける本商品のようなモバイルディスプレイは本当に使い勝手が良いです。
価格・スペックから見て品質に問題無し
ただし、競合製品も同等の重量である
映像入力端子が左側にしか無い点だけ注意
スピーカーの無い商品も多いためあるだけマシ
現在の市場では屈指のコスパ
モバイルディスプレイを購入するなら必ず候補に入る商品だと感じる
※本記事で紹介しているのは下記商品となります。
※フレームカラーだけ違う同スペックの商品は2万円を大きく切っていますので、拘りがなければそちらをどうぞ
目次
Lepow Z1の仕様・スペック比較
Amazonを見ているとLepow Z1と似たようなモバイルディスプレイが多々あるかと思います。
OEMと呼ばれる物で、元の商品自体は同じなのに商品名や販売元が違うケースですね。
Lepowが販売している「Z1」の中でもカラーが違うだけで大きく価格差が開いていたりするので注意が必要です。
ここでは価格的に競合しそうなASUSの最新商品「ZenScreen」と比較してみました。
Lepow Z1 | ASUS ZenScreen | |
ディスプレイ | 15.6インチ | 15.6インチ |
光沢 | 無(ノングレア) | 無(ノングレア) |
アスペクト比 | 16:9 | 16:9 |
解像度 | 1920*1080 | 1920*1080 |
液晶パネル | IPS | IPS |
応答時間 | 5ms | 5ms |
輝度(標準値) | 300 cd/m2 | 220 cd/m2 |
スピーカー | 有(1w) | 無 |
本体サイズ | 約36.8 x 22.5 x 0.8 cm | 約36.0 x 22.6 x 0.8 mm |
本体重量 | 本体 730 g カバー込実測 1130g | 本体 731 g |
映像入力端子 | USB Type-C ×1(給電兼) Mini HDMI ×1 | USB Type-C ×1(給電兼) |
他インターフェース | USB Type-C ×1(給電専用) 3.5mmオーディオ イヤホンジャック | 無し |
価格 | 約16,800~22.000円 | 30,000円前後 |
圧倒的なコストパフォーマンスです。
実際の色味などを比較できませんげ、カタログスペックで負けている点は無いですね。
Lepow Z1の付属品、接続に必要なケーブル類について
付属品
- Mini HDMI to HDMI ケーブル(出力用)
- Type C-Type Cケーブル(出力用&給電用)
- Type C-USB Aケーブル(給電用)
- ACアダプター(給電用)
- スマートケース
- 保護フィルム
- 取扱説明書
主要ケーブルだけでなくアダプターや保護フィルムまで付属しているのはびっくりです。素晴らしいですね。
ただ、15.6インチの画面に保護フィルムを貼る作業は地獄なので、当然私は大失敗しました。
気泡まみれになったので1分で剥がした。
各ケーブルはノートPCなどと近距離で接続することを想定しているため1m程度の短い物です。
デスクトップと接続しようとしている方は注意してくださいね。
Lepow Z1の本体画像、使用例
実際に開封したあとの本体画像です。裏面はアルミ素材でチープさがなく、良い感じ。
スタンドにもなるカバーはマグネットにより本体と接続するため、取り回しが良いです。
ただ、超強力なマグネットではないので角度調整時に外れてしまうこともありました。
公式の利用方法で記載されているカバースタンド調整は上記の2例で、この角度なら概ね困ることはなさそうです。
VESAマウントには対応していないので自宅作業用のディスプレイとして固定化したい方は大型タブレット用のスタンドなどで代用するしかなさそうです。
インターフェースは左側の映像入力とイヤホンジャック、右側にボタン類と給電用USB-C端子となっています。
基本的にノートPCと接続する場合は付属品HDMI⇔miniHDMIケーブルやUSB-C⇔USB-Cケーブルを使うと思いますが、
Amazon Fire TV stickなどを接続して使用する場合は変換コネクタが必要になりますね。
ニンテンドースイッチでの使用例
ニンテンドースイッチとの接続例です。Lepow Z1はスピーカーが内蔵されており、ゲーム機や映像機器との組み合わせも捗ります。
遅延もスペック通り一切感じず、普通のテレビやディスプレイでゲームをする感覚でプレイできました。
左側USB-Cは映像入力と給電を兼ねているため理論上はケーブル一本で使用が可能になりますが、スイッチの場合は給電が足りずモニターに映像が表示されませんでした。
右側の給電専用USB-Cを利用すれば問題ありません。出先だとアダプターにもなるモバイルバッテリーが活躍しそうですね。
MacBookなどとUSB-Cで接続する場合はケーブル一本で完結するようなのです。
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Lepow Z1の設定、色合いについて
色に関してはIPSノングレア液晶ということで、価格相応だと思います。
設定で色味の調整、ブルーレイカットなどが簡単に変更できます。
色合いに関しては設定でかなり調整が効きますので、お好みの調整をするのも良いですし、予め用意されたプリセットを利用するのもアリです。
ただ、IPSノングレアパネルなので体感で「少し暗いな」と思うかもしれません。
この価格帯のモバイルディスプレイに求めることではありませんが、画像編集などに利用するのはやめたほうがいいです。
スマホとの接続に関しては、スマホ側が映像出力に対応している必要があるので事前に確認してくださいね。
私の使用しているPixel3は映像出力に対応していないので、当然USB-Cで繋いでも映ることはありませんでした。
Lepow Z1はノートパソコンデュアルディスプレイ化の最適解
しばらく使用して感じたことですが、やはり15.6インチのモバイルディスプレイはノートPCとの組み合わせが最高です。
自宅での移動・収納可能なサブモニターとして、時には外泊先での作業用として活躍する製品だと思います。
私はデスクトップPCをトリプルディスプレイで使用しているのですが、リビングに置いてあるノートPCを使う際いつも不便に感じていました。
Lepow Z1を使用し始めて、リビングで作業する時もすぐにデュアルディスプレイ化できるのは本当に便利です。
使わないときはノートPCに重ねておけるのがとにかくポイント高いですね。
正直、提供いただいた商品でここまで普通に便利だと「買わなくてすみません…」という感じで申し訳ないレベルです。
「モバイルディスプレイ」という市場自体が非常に狭いので、競合製品と比較してコスパはダントツだと思います。文句なしにオススメです!
クーポンコード:R98J84AF 割引:500円
有効期間:2020/7/14-2020/10/13 23:59まで