中国の大手メーカーXiaomi(シャオミ)が2018年に発売したスマートバンド最新作「Xiaomi Mi Band 3」を手に入れたのでレビューします!
前作にあたる「Mi Band 2」は日本のAmazonでも大人気です。
ただでさえスマートバンドとして理想的だったMi Bandが更に進化しています。
コスパ最強です。
長所
- アプリも液晶表示も日本語対応
- 充電持ちが異常に良い(20日間)
- スマホの通知や着信に対して振動、液晶表示してくれる
- 睡眠時間の計測、睡眠質の計測が的確
- 指定した時間に振動するアラーム機能、リマインダー機能
- 地味嬉しい「座りすぎ通知」
短所
- ベルトの見た目が気になる人は交換が必要
- 充電には専用USB充電器を使用。microUSBなどは使用不可
- ガッツリ日光が当たると見えづらい
- iPhoneの場合、対応していない機能あり。Android推奨
機能・性能についてはこの記事で詳しく解説していきますが、現在日本では正式に発売していない商品です。
私は今回、中国の大手通販サイトGearBest様から商品提供をいただきましたが、日本のMi Band 2と同じぐらいの値段で購入できます。
日本語対応で、ガジェット界隈ではめちゃくちゃ有名なサイトなので安心して活用していただければと思います。
購入はこちら
目次
スペック|Mi Band 2との比較
Mi Band 3 | Mi Band 2 | |
ディスプレイ | 0.78インチ 有機EL | 0.42インチ 有機EL |
幅×高さ×厚み | 17.9×46.9×12mm | 15.7×40.3×10.5mm |
重量(本体のみ) | 8.5g | 7.0g |
バッテリー容量 | 110mAh(約20日) | 70mAh(約20日) |
防水防塵 | IP67(対応) | IP67(対応) |
接続 | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 4.2 |
価格 | 約3,500円(GearBest) | 約3,300円(国内通販) |
Mi Band最大の特徴はディスプレイが倍近い大きさになったところです!
それでいてバッテリーの大幅増により約20日間充電不要と、日々身につける物としてめんどくさくない持久力も両立しています。
少し大きく、重くなりましたが普段付ける腕時計と比べれば全く気にならないですね。
Mi Bandのバッテリー消費について
実際に使ってみた感想としては、めっちゃバッテリー持ちますね。
充電には専用ケーブルが必要な上に本体をバンドから取り外さないといけないので面倒なんですが、この持ちなら全然気になりません。
常時スマホとBluetooth接続しているのでスマホ側のバッテリー消費も気になるところですが、私の機種では丸一日で消費1%と超優秀でした。
外観・付属品
本体・バンド・専用充電器・説明書のシンプルなセットです。
説明書は中国語オンリーですが、設定はすべて日本語対応のアプリで行うので読む必要はなかったです。
本体外観
充電ケーブル
一見ただのUSBですが、コネクタなどは無く専用端子です。
このケーブルが故障したら取り寄せなくてはいけないので、それだけが心配なところ。
Mi Band 3もすぐに日本展開しそうなので、そうなれば入手は容易になりますけどね。
Mi Bandの機能について
では、実際にMi Band 3で何ができるか?を説明していきます。
前機種のMi Band 2をお持ちの方なら飛ばしていただいても構わないところです。
スマートロック対応でスマホを便利に
常に身につけているスマートバンドですが、Androidスマートフォンなら「Smart Lock」という機能が使えます。
これはMi Band 3に限らず、Bluetoothで接続している機器が近くにある場合はスマホの画面ロックを自動で解除しておけるという機能です。
セキュリティ的に心配なところもありますが、イヤホンなどオン・オフするデバイスでは使いづらい機能なのでスマートバンドとの相性は抜群です。
指紋認証がイマイチな機種などは特にこの機能をオススメしたいですね。
睡眠管理・心拍数計測で健康管理
心拍数計測はバッテリー消費が早くなるので使用していませんが、睡眠管理はマジで凄いです。
二度寝までバッチリ記録してます。侮れない…!
睡眠時間を記録してくれるっていうのは本当に便利で、自分の体調管理に一役買ってくれそうです。
アクティビティのお供に活用できる
スマホのGPSと連動して計測するのでジムなどでは使用できませんでした。
アクティビティは下記の通り、4種類の記録方法があります。
- 屋外ランニング
- トレッドミル
- 屋外サイクリング
- ウォーキング
時間、着信、通知、天気確認はシンプルで便利
時刻はデジタル表示固定で、上下に分かれているのでちょっと慣れが必要です。
「腕を上げて液晶ON」という機能があるのですが、表示までのタイムラグが1秒ほどあるのでサッと時刻確認をするのはちょっとストレス。
通知以外のデフォルト液晶表示は中国語固定となります。日本語ファームウェアもあるみたいなので、日本展開後は設定できるようになりそうですが…。
天気表示はなかなか便利です。
分かりやすい天気アイコンと温度が表示されるだけですが、今までいちいちスマホで確認していたものをすぐに確認できます。
そして、最高に便利なのが通知表示。
振動とともにスマホの通知を液晶表示してくれます(上記、LINE通知をテスト表示)
「通知を行うか否か」はアプリごとに設定が可能です。
各アプリのお知らせ系でいちいち振動すると鬱陶しいので、メールやLINEだけ設定するのがオススメです。
その他、液晶で確認・実行できるもの
- 歩数、消費カロリー
- Mi Band 3のバッテリー残量
- 明日、明後日の天気
- ストップウォッチ
- スマホのマナーモード切り替え
- スマホを探す
- 通知履歴(5件前まで)
「スマホを探す」はマナーモード貫通で甲高い音を鳴らしてくれます。
もちろんMi Band 3がBluetooth接続しているのが前提なので近距離限定ですが、スマホどこに置いたっけ?ってなる人には最高の機能です。
座りすぎ通知がデスクワークにはありがたい
デスクワーカーにはとてもありがたいのが「座りすぎ通知」です。
1時間以上座っていると振動とともに「立ち上がりましょう」という通知が表示されます。
アラーム・リマインドは振動でお知らせ可能
「早起きしたいけど家族を起こしたくない」など、スマホのアラームなどを使いたくないシチュエーションってありますよね?
Mi Band 3ならアラーム(振動のみ)を設定することができます。
振動のみで起きるかどうかは自分次第ですが…。
Mi Band 3の欠点・デメリット
iPhoneには対応していない機能がある
前述のスマートロック機能もそうですし、Android版アプリは最初の同期時に自動でMi Band 3のファームウェアをアップデートしてくれました。
しかし、iPhone版アプリでは自動アップデートは行われず。
中国のシェアはAndroidが圧倒的みたいなので、開発はAndroid優先のようです。
太陽光下では見にくい
外で使用する上で、大きな不満はありませんでした。
ただ、ガッツリ太陽光が当たると見えにくいです。
液晶の明るさを設定できないんですよね…。
「腕を上げてON」機能にラグがある
先ほども言いましたが、時計代わりにしたい方は要注意です。
「腕を上げて液晶ON」の機能は1秒ほどラグがあるので、一瞬で確認したい場合は液晶をタッチして表示する必要があります。
時刻の確認のみだと若干の手間になります。
Mi Band 3の設定方法
Mi Fit
Anhui Huami Information Technology Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
設定はすべてアプリ「Mi Fit」で行います。
完全に日本語対応で、翻訳にありがちな不自然な日本語はありません。
完全対応です。すごい。
Mi Band 3の設定も指示通りにやれば非常に簡単ですが、アカウントを作成する必要があります。
まとめ|GearBestなら激安で手に入る!
初めてのスマートバンドだったんですが、めちゃくちゃ満足しています。
腕時計と一緒に付けるとビジュアル的にアレなので単独使用していますが、機能面で言えば完全に腕時計の必要ないですね…。
現在、日本で正式に販売していない商品なので購入には輸入が必要となります。
冒頭でも紹介したGearBestはクーポンも配布しているので、オススメです。
提供していただいた本商品とは別に、ライバルのスマートバンド「Huawei Band」を自腹購入しました。
結論から言えば圧倒的にXiaomi Mi Band 3のほうが便利です。