GearBestよりXiaomi Mi Band 3の商品提供を受けたのをキッカケに、比較対象としてHuawei Band 2を自腹購入しました。
おそらくスマートバンド市場トップ2であろうメーカーの最新作を体験して、感じたことを比較していきたいと思います。
各製品のレビューに関しては個別記事をご覧ください。
結論から言えばXiaomi Mi Band 3の圧勝です。
目次
スペック比較|Mi Bandはタッチディスプレイが魅力
Mi Band 3 | Huawei Band 2 | |
ディスプレイ | 0.78インチ 有機EL ※タッチスクリーン | 0.91インチ 有機EL ※タッチボタンのみ |
幅×高さ×厚み | 17.9×46.9×12mm | 19.7×44×10.3mm |
重量(本体のみ) | 約17g | 約21g |
バッテリー容量 | 110mAh(約20日) | 100mAh(約20日) |
防水防塵 | 5ATM | 5ATM |
接続 | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 4.2 |
ディスプレイの大きさはHuaweiに軍配が上がるのですが、文字が大きく横表示してしまうので実際にはMi Bandの方が字数が多く、ディスプレイの小ささを感じさせません。
Mi Bandはタッチスクリーン+ボタンとなっておりますが、Huaweiはボタンのみです。
後述しますが、この仕様差は使い勝手に大きく影響してきます。
バッテリーや接続・防水スペックに大きな違いはありません。
※Huawei Band 2は日本市場での商品名で、私が海外通販で購入した製品はHuawei Honor Band 3になります。ナンバリングが異なりますが、同一製品です。
外観比較
Xiaomiは本体に丸みがあり、大きく見えるのがマイナスポイント。
見た目だけで決めるなら個人的にはHuaweiなんですけどね…。
Mi Bandは本体をバンドから取り外すことができ、別売りバンドも豊富です。
Huawei Bandは一体化しているので、このまま使うしかありません。
Mi Band
Huawei Band
これは個人差もありそうですが、Huaweiのバンドは外側に滑り止めが施されており、装着がスムーズにいかずちょっと不便。
Xiaomiはバンドの留め具となる突起が一つなんですが、Huaweiは二つです。
まだ運動などでバンドが外れた経験はありませんが、固定力はHuaweiのほうが高そうです。
充電方法に決定的な違い
共に防水の関係でmicroUSBを本体に直接接続するような方式ではありません。
Mi Band 3が本体をバンドから取り外した状態で専用USB機器に接続するのに比べ、Huawei Band 3は付属している充電機器をカチッと接続するだけ。
充電周りの取り回しはHuawei Band 3の圧勝です。
ただ、普通の使い方をしていれば1ヶ月に1回程度の充電で済むので、あまり差を感じないかも?
機能比較|ほぼ同じ。細かい点に違い
スマートバンドでできること
- 充電持ちが非常に良い(普通に使えば2週間以上は充電が要らない)
- スマホの通知や着信に対して振動、液晶表示してくれる
- 睡眠時間の計測、睡眠質の計測できる
- 指定した時間に振動するアラーム機能がある
- 地味嬉しい「座りすぎ通知」
- ランニングなどのワークアウトを記録できる
この辺の機能についてはXiaomi、Huawei共に揃っています。
下記はそれぞれ、特有の機能(あるいは優れているところ)です。
Xiaomi Mi Bandでできること
- 「バンドを探す」機能が存在(スマホから操作しバンドを振動させる)
- 天気表示が可能
Huawei Bandでできること
- 「回転して画面を切替」機能が存在(手首を動かして画面切替)
正直、それぞれ機能的に大きな差はないです。
Xiaomi Mi Bandのほうが細かい設定ができる印象です(手を上げたときに画面表示する機能の時間帯指定が可能な点など)
アプリ比較|Huawei Bandは二つのアプリが必要
圧倒的にXiaomiアプリのほうが使いやすいです。
というよりHuaweiが不便です。Huaweiはスマートバンドの接続・設定するアプリと睡眠や運動の記録をするアプリが別れていて、二つ使用しなければなりません。
その点、Xiaomiは一つのアプリで設定から記録まで完結しています。
Xiaomiアプリはアカウント登録が必要なので、最初だけちょっと面倒でしたが…。
Mi Fit
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Huawei Wear
Huawei Device (Dongguan) Co,. LTD無料posted withアプリーチ
Huawei Health
Huawei Device (Dongguan) Co,. LTD無料posted withアプリーチ
使用感比較|Mi Bandの圧勝
さて、ここからは私が実際に使用した感想です。
既にところどころ出ておりますが、Xiaomi Mi Band 3の圧勝です。
というのも、ディスプレイの仕様で大きな差が生まれています。
例えば「Pushbullet」を利用してパソコンから同じ文章を送ってみた例です。
Mi Band
Huawei Band
表示文字数に圧倒的な差。あと、Huaweiはなぜか文字表示が横…。
Mi Bandはひと目で大体把握できるのですが、Huawei Bandは文字送りをしないとまったく分かりません。
LINEが来た時もMi Bandなら「LINEであること」「送信者が誰か」「最初の文章」ぐらいはパッと読めるのですが、Huawei Bandはまず「LINEであること」しか分かりません。
加えて文字送りがタッチボタンでしか出来ないので、通知が来たときに時間を確認したい場合は通知が消えるまでタッチボタンで操作する必要があります。
Mi Bandは文字送りがタッチパネルをスライド、時刻表示などのトップ画面へ切替がタッチボタンと操作が別れているのが便利です。
ここの差が決定的すぎて、両方持っている私はMi Bandしか使えません。
まとめ|輸入に抵抗がなければMi Band 3がオススメ!
最後になりますが、Xiaomi Mi Band 3はまだ日本国内で発売されていません。
前機種であるMi Band 2はAmazonなどでも取扱があるので時間の問題だと思いますが、現状はGearBestなどの海外通販を利用するしかありません。
その影響か、デフォルトで用意されている文字(天気表示の今日/明日など)は中国語表示です。通知などには影響ありませんが…。
一方Huawei Band 2は日本国内で入手可能で、ディスプレイ表示も完全日本語化されています。
使い勝手で言えば前述の通り圧倒的にMi Bandがオススメなので、国内での正規販売を待つかGearBestでの輸入をオススメします。
huaweiはスマホとの接続が切れたら通知してくれる機能が地味に便利です。
あと睡眠の精度もxiaomiは夜中目を覚ましても認識されませんがhuaweiはきちんと起きてたことが表示されます。
huawei、バンド交換できますよ。
aliexpressとかで純正品、社外品がたくさん出ていますし、実際に変えました。毎日付け外ししてると半年くらいで接続部分が外れそうになってきます。それでもまだまだ使えますが。
また、脈拍・睡眠時間測定値の正確性など、客観的視点の比較についてはいかがでしょうか。どちらも健康器具に力を入れているメーカーなので、センサー値の解析は重視してると思います。